3歳さん前後は恐れを知らず何事にも興味津々なお年頃ですね。
様々なものに触れて感触を確かめることで指先の感覚が研ぎ澄まされていきます。
実は、その指先の感覚を養うことは、ピアノを弾く上でとても重要なのです♪
しかもスポンジが水を含むかのように、多くのことをフィルターなしに脳に吸収出来る3歳前後の経験がとても活きていきます。
ピアノを弾くには脳と指先をつなぐ神経が鋭く働く必要があります。
どれみフレンズの指番号の学習を基にした歌では、応用として講師が歌の中で示した指の番号に即時反応で生徒さんに指定の指でタッチしてもらうことがあります。
楽譜にある音符を次から次へと即時鍵盤でならせたり、一本ずつそれぞれの指を独立して動かせるのも脳と指先の神経を使って出来ることです。
3歳さんの頃に色々な触感のものに触れることでその神経を刺激することが出来ます。
例えば、楽しいゲーム感覚で指先の神経を刺激するなら、
不透明な袋の中に同じ物のペアを数ペア入れて、袋の中に手を入れてもらい触感だけでペアを探し出してもらうのも楽しいゲームになります。
袋の中身を知らない子どもは何が入っているのかというのにも興味深々です。
同じ形の積み木ペア、同じ形のスポンジ、ざらざらした紙のペア、同じ形の消しゴムなど、触感を刺激するためにそれぞれ異なったものを入れるのがポイントです♪
他には、ねんど遊びは指さきをたくさん使う遊びです。
お外に出られない雨の日には、ねんど遊びをしてみてはいかがでしょうか。
また、子どもにも出来るお料理もおすすめです。出来る範囲のことで、こねる、ちぎる、潰す、混ぜるなど一見音楽とは関係の無いようなところでもピアノを弾く手がつくられていることがあります♪