お子さんがピアノを習っている保護者の方に良くある勘違いを3つ紹介します。
読めば、今まで抱いていたモヤモヤや不安が軽くなるかもしれません♪
①曲のページ数=難易度と比例
長ければ長いほど難しい曲。こう思っているママやパパが意外と多いです。
発表会の曲を決めると、
「先生、去年と同じページ数ですね…あまり上達してないのでしょうか」
と不安になる保護者の声を時々聞きます。
曲の長さは必ずしも難易度と比例しません。
短くても高い音楽性が求められる、難しい曲もあります。
長さではなく、音楽的な内容が大事です。
②ミスタッチ(弾き間違え)が無い=良い演奏
「うちの子、一か所弾き間違えちゃったのが残念でした。」
発表会が終わるとたまにこんな声をお聞きします。
実は、多少のミスタッチはあまり気にならないもの。
ミスタッチが無くても、ただ音を並べているだけでその子の音楽が表現できていなければ物足りない演奏に。
逆に多少間違えていても、本人なりの音楽が表現されていれば、心に響く素晴らしい演奏になります。
③CDやYouTubeの演奏をそのまま真似すれば良い
「CDではこう弾いてました」
「YouTubeでプロが弾いていたのをマネしました」
曲の解釈や弾き方は多種多様。
しかし、プロはその音楽的意味やバランスを全て理解した上でそのような表現をしています。形だけ真似してもちぐはぐな演奏になってしまいます。
曲の長さや聴き映えを気にして目に見える成果を求めすぎず、
子どもがどんな音楽を奏でたいのかな?
本質を見ていきたいですね♪