3歳さん前後の子供に「〇〇して欲しい」という時、なかなか思う通りに
動いてくれないという時がありませんか?
言葉の意味はわかっているのに、聞く耳を持たなかったり
反抗的な態度を取ったりする。
そんな時にはついつい命令口調になってしまい
「〇〇しなさい!」と強く言ってしまうことも・・・
大人の指示通りに動いてもらうには、幼児目線での声かけが
大切なポイントです。
子供にとってイメージがしやすく、命令を受けているような感覚にはならない言い方です。
例えば、小さな声で話しをして欲しい時・・
「アリさんになってお話してみて♩」
と伝えてみましょう。そうすると、アリをイメージして小さな声で話してくれます。
また、ピアノを強く叩いたりする時には
「ピアノさんは可愛いワンちゃんをなでなでする時のお手てで触ろうね」
と伝えてみてください。優しくなでなでする様な仕草でピアノに触れてくれます。
おしゃべりを止めたい時には、ジェスチャーで飴の袋をカシャっと開け、
「はいお口にどうぞ♩飴が落ちないようにお口を閉じようね」
とお口に入れてあげるジェスチャーを付けて伝えます。
この様な伝え方次第で子供の行動に変化があります。
椅子に座って欲しい時には、座ってね!と言うよりもお尻をここにぺたんと付けてね!の様に、動き方としてイメージがしやすい言い方に変えるとスムーズに伝わることがあります。
子供に想像させて、それを行動に表してもらう。
これは音楽的な表現力を育てるトレーニングにもなります。
〇〇の様に、〇〇になって、を使うと子供は喜んでそのような行動をとります。
生活の中での会話にも取り入れてみましょう。