順調に成長している過程なんだとわかっていても、時に接し方に悩んでしまう
「子供のイヤイヤ期」
レッスンの現場でもそのイヤイヤ期の言動が現れることがあります。
そんな時レッスンで大切にするのは、
「気持ちに寄り添う」
「タイミングを見計らう」
です。
大人からすると子供がイヤイヤになっている時は単なるわがままに聞こえるのですが、子供なりの主張があって、大人に拒否され気持ちの納得がいかない状況なんだなと考えます。
まずは、
「〇〇がしたかったんだね!」
「今はやりたくないんだね、これを先にやりたいんだね!」
と言葉をかけて、理解していることを伝えます。
子供がやりたいと主張することで特に問題や支障がなければ希望通りに進めることもよくあります。達成感につながります。
しかしそういうことばかりでもないので、時にはわかりやすく冷静にこちら側の予定の説明をしてみるのはいかがでしょうか。
「先生は、○○ちゃんとこれをやって、次にこんなことをしたいなーって楽しみにしていたんだ♪先生はとっても楽しいことを考えてたんだよ♪一緒にやってみない?」
と「説明」をしてみると素直に聞いて納得してくれる時もあります。
そして、飽きているかな?熱中している!など子供の様子をよく見てタイミング良く
「それが上手にできたから次はこんなことをしてみようか!」
と誘導します。
レッスンにおいて、子供の「イヤイヤ期」は本や、ネット情報のマニュアル通りにいかないことの方が多いです。
しかし、今はそんな時期で過程なんだ!と思うと心も楽に、大きな心で受け止めてあげられます。
小学校2年生の反抗期で言いたい放題だった生徒さんも数年後には敬語を使って話すようになっていて、大きな成長を私にも見せてくれてありがとうという気持ちになります。
子供達のこれから花を咲かすための成長過程で、ピアノ講師として何か少しでも栄養分を与えられたら幸せなお仕事ですね♪