どれみフレンズのレッスンでは階段に一段づつ順にドーナツ君、レモンちゃんと、、仲間達がいます。
読譜や音を学んでいくうえで基礎として大切な「高い」と「低い」の違い。大人にとっては当たり前のことですが、それの意味を知らない2歳、3歳さんの子供にはどのように教えるのでしょうか。
例えば、「高い・・というのはね、お空で飛んでいる鳥さんでね、、」
と言葉の意味を説明し始めたとしたら、大体の子供は
「難しい!」
「わからない」
「やりたくないよ」
の表情になってしまいます。
それは避けたいですね!
せっかくの楽しい「どれみフレンズ」がお勉強感が強くて難しくつまらない物として捉えられてしまいます。
楽しそうに夢中になれるアプローチこそがどれみフレンズです♪
表情で示す反応を見逃さないように気を配ります。
「高い」「低い」を伝えたい時は、
キャラクターマグネットを使って遊ぶと短時間で意味を理解することができます。
はじめに先生が、二つのキャラクターマグネットを用意し、近くにある椅子やテーブル、ピアノ、積み木等でそれぞれ高い所と低い場所にマグネットを置き、キャラクターになりきりストーリー仕立ての劇を見せてあげます♪
ソーダ君「僕はここだよ!高い所にいるよ!」
ドーナツ君「僕は低いところにいるけど、今からソーダ君より高いところにジャンプしてみるね!それー!」
ソーダ君「ドーナツ君の方が僕より高いね!」
このようなお話の中から高い、低いの言葉を理解させていきます。
そして、生徒さんに好きなキャラクターマグネットを一つ選んでもらい、一緒に遊びます。
ソーダ君役の先生「○○ちゃん、僕より高い所をさがせるかな???」
生徒さんは上の方を見ながらソーダ君より高い棚の上の方にマグネットを置こうかな、ピアノの椅子の上に置こうかな?と楽しそうに探し回っていました。
そしてその後に、どれみフレンズのワーク①にある「高い」「低い」についてのページを一緒に進めるとより理解が深まります。
レッスンの終わりに、見学していたお母さん達は
「すごいねー!覚えたの!?」とお子さんに驚いている事がよくあります♪
大切な基礎をワクワクの気持ちで学んでもらえたなと感じられるのが「どれみ先生」としてとても嬉しくなる瞬間です♪