子供のイヤイヤ期・・
成長の証だとはわかっていてもいつもお子さんと一緒に過ごしているお家の方だとストレスをためてしまう方も多いと思います。
イヤイヤ期は自我の芽生えと共に始まり、
「これをこうしたい!」と自分の主張があっても、それを大人に受け止めてもらえなかったり、うまく言葉にして伝えることができないため自身の主張が消化不良で泣き出してしまう・・ということになります。
それなら大人が何でも受け止めてあげたら良いのかというとそれは無理なことですよね^^;
危険なことや、人に迷惑をかけてしまう様なことでも
「こうしたい!」と主張するので、やはりダメなことはいけないよと教えてあげる必要もあり、イヤイヤ期は「こうしてはいけないんだ」というのを学ぶ大切な時期でもあります。
レッスンでもイヤイヤスイッチが入ってしまう生徒さんはいますが、そんな時は「自我」を逆手にとった声の掛け方を意識しています♪
例えば何だかやる気が出なくてぐずってしまった時、
実際に教材の中の絵や、グッズなど具体的なものを見せながら
「(A)と(B)どっちからやる?」
「(A)を今からやる?(B)を今からやる?」
と、生徒さん本人に決めてもらいます。そうすると、やりたいことを自分で選択して決めたという満足感でスムーズにその後を進められることがあります。
ある時には、
「そうかそうか、○○は嫌なんだね。難しいところもあったもんね!これを後回しにしてこっちを一緒にやってみる?」
という声かけも有効です。
気持ちを言葉で代弁してあげて、受け止めてあげる。
無理に今やっている内容を押し進めるよりも、後で気持ちが向いた時に改めて一緒に向き合う方が理解も深く、何よりストレスなく楽しんで進めていけます。
しかし、子供とはいえそんなに簡単にいつも大人の思う様にはならないことも多々あります。
無理にレッスンを成り立たせようとすればするだけ状況は悪化!
そんな時は、「そんな時もあるよね」と広い心で受け止めてあげることも必要だなぁと感じています♪