音符によってその音の持続する長さが違い、そのためリズムが生まれます。
例えば4分音符は1拍、2分音符は2拍といったように伸ばす長さを数えたり、「タン」「ティティ」など言い方を変えて手を叩きレッスンの中で覚えていきます。
3歳、4歳前後のお子さんだと数はかぞえられても音価を理解しながらリズムを手で打っていくのはとても難しいことです。
例えば
8分音符♪4分音符♩の組み合わせで・・・
「♪♩♪」
このリズムは、言葉で示すなら「ティタンティ」
真ん中の4分音符だけが長くなります。
8分音符は1拍の半分の長さだから・・そして4分音符は1拍で・・・と小さな子供に説明してもきっと首を傾げられてしまいます。
そんな理論的には難しいリズムでも、実際にある単語で表してみたらいかがでしょう。
「お空にある大きな乗り物なーんだ♪知ってる?」
と聞くと、
「ヒコーキ!!」
と答えてくれます。
その「飛行機」という言葉のリズムは「♪♩♪」にぴったりです!
他にも、
今日履いているそのフリフリした可愛いお洋服は何ていうの?
と聞くと、
「スカート!」
とクイズをしながら単語を引き出し、一緒に「スカート(♪♩♪)」と手拍子でリズムを体感していきます。
他にもまだ知らないような単語で「ステーキ」を覚えてもらいます。
大きなジェスチャーを交え「ナイフとフォークで大きなお肉を切って食べる美味しい食べ物!それをステーキというよ!」
そして覚えたての言葉と共にまた繰り返し「ステーキ(♪♩♪)」と手拍子で打ちます。
そうして、どれみフレンズ教材の中にもある「♪♩♪」のリズムも楽しく体感的に覚えることができました。
このように単語に当てはめて覚えられることができるリズムパターンが他にもたくさんあります。
「リズム」はレッスンの中でも子供たちにとても面白がられ前のめりに取り組んでくれることがとても多いです。子供たちとリズムに合わせた言葉探しをするのも楽しそうですね♪