どれみフレンズレッスンの始めの頃に右手と左手を認知していくためのレッスンを踏まえた後、やがて指の番号についても触れていきます。
ピアノへ繋げていくための第一段階として右手左手の認知は必須となります。
「右手」「左手」を理解するために、歌をうたいながら片手づつの動きを加えることによって覚えていくことができます。
その時の生徒さんの頭の中・・
「えっと、こっちが右だったかな、、こっちが左?」
とぐるぐる考えているのが様子を見てよく分かります。
歌はうたえるけどすぐには右手左手が出てこない・・
片手づつの動きを求められるたびに考えてしまう・・
それを続けてしまうと、「出来ない→つまらない」という気持ちになってしまいます。
大人としてもその気持ちはよく理解できます。
そんな時、ゲーム感覚で楽しく覚えてくれる方法があります♪
一つのアイディアとしておすすめしたいのが
【手の中に物を隠すゲーム♪】
手の中におさまる小さな消しゴムなど何か一つを生徒さんに渡します。
大人が目を閉じている間にどちらかの手の中に隠しておいてもらいます。
そしてここが重要です、
こっちの手が「右手ね」こっちの手は「左手」だよ!と実際に手に触れながら始めに伝えておきます。
このレクチャーは度々してあげると理解スピードがはやまります。
そして、大人側が、「隠しているのは右手かな!」と言ってどちらの手に物を隠しているかを当てるのです。子供たちは大人に言い当てられないように夢中になって楽しむことで右手左手の認知が深まっていきます。
慣れるまでは、「隠しているのは右手かな!」の言葉と共にその右手に実際に触れます。難しく考えることをさせず、繰り返したくなる遊びの中で自然に覚えてもらうのがねらいです。
気の向くままの行動をとり、好奇心旺盛な3歳前後に楽しんで覚えてもらえる方法としておすすめです♪