3歳くらいの子供は、感情のコントロールの発達が進んでいきます。子供が感情を表現することは重要ですが、自分の感情をコントロールできることも大切な事ですね!
周りにいる大人達が子供に感情のコントロールの仕方を教え、共感的な対応をすることが大切とされています。
感情のコントロールでポイントとなるのは
「共感」
です。
まずは、自分の感情を認めることから教えましょう。例えば、怒りや悲しみなどの感情を自分で認めることができるようになると、感情のコントロールがしやすくなります。子供が感情を表現するときには、その感情を理解し、受け止めるように心がけましょう。
そして子供が感情を表現するときに共感的な言葉をかけましょう。
例えば、「君はとても悲しそうだね。どうしたの?」といった風に、子供の感情を受け止め、理解しようとする姿勢を示すことが大切です。
また、子供が感情を表現する場を与えることも大切です。例えば、絵を描いたり、音楽を聴いたり、運動したりすることで、子供が自分の感情を表現しやすくなります。また、親子で一緒に話をする時間を作ることも大切です。
音楽では、音と心が一体になることができます。
ピアノレッスンの現場でも、
「このメロディーは悲しいね、何か悲しいことが起きたのかな・・、どんな音で弾くと悲しい気持ちが伝わるかな・・」
と声かけをすると、
小さな子供でも、「こんな感じかなぁ」と求める音を出すために指先に集中し、耳をよく澄まして音を鳴らします。
音楽でこのような経験を積み重ね、音と心は繋がっていきます。
そして心に浮かんでいることをよりリアルに表現する為に必要なのがテクニックです。
音楽で感情表現が聴衆に伝わった時、それは「共感」している状態になります。そこで感動が生まれたり、心を動かされることがあります。
音楽にとっても重要なものとなる、子供達の感情コントロールの始まり。
大切に優しく育ててあげたいですね♪