どれみはじめての会

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コラム

映画 『羊と鋼の森』

更新日:2018.6.17

主人公が高校17歳の時、学校体育館のグランドピアノの調律に立ち会った際、偶然耳にしたピアノの響き。

その響きは多感な年代の心に尊く降り注ぎ、主人公の人生を左右する「調律師」といいう仕事を選ぶきっかけとなる。

映画には森の音・風の音・雪の音・水の音、様々な音を感じさせる。

聴覚だけではない、体で感じる音が感覚として心に反映される感じである。

それは、変幻自在の喜怒哀楽として言葉では表現できない気体のようであった。

辻井伸行さんのピアノの音色とそれらの音が、成長していく調律師の心情の変化を包んで見守るような優しさを感じた。

音楽が、音が、こんなにも人の感性に入り込む、優しくも芯のある存在であるんだと、音を慈しむ気持ちが芽生える作品だった。